【NPOと企業とのマッチング報告】山田町社会福祉協議会×食生活改善推進委員×明治安田生命保険相互会社 が連携・協働し、「とよまねメンズ教室で健康チェック」を開催
NPO活動交流センターでは、県内のNPOと企業との連携・協働に向けたマッチング支援に取り組んでいます。
このページでは、実際にNPOと企業が連携・協働して取り組んだ活動について、ご紹介していきます。
山田町社会福祉協議会(生活支援コーディネーター)×食生活改善推進委員×明治安田生命保険相互会社
が連携・協働し「とよまねメンズ教室で健康チェック」を開催
山田町社会福祉協議会(以下、「社協」という。)では、「山田町高齢者生活支援体制整備事業」について、山田町から委託を受け、生活支援コーディネーターを4名配置しています。高齢者の方が住み慣れた地域で暮らし続けることができるよう、高齢者の方が望む生きがいのある暮らしを実現するために、興味関心のある「意欲」に着目した支援を念頭に、地域の支え合い体制づくりに取り組んでいます。
2025年9月24日(水)、山田町農村婦人の家で社協主催の「とよまねメンズ教室」が開催されました。メンズ教室は男性の家事能力向上と交流をねらいとして6年程前に始まりました。しかし、コロナ禍により長い間休止しておりましたが「またメンズ教室を行いたい。」という声があり、今年度から再開しました。今では月1回の健康マージャンと将棋を開催しており、その他、料理教室も食生活改善推進委員さんの協力のもと不定期で開催しています。今回は、参加者全員に対して、明治安田が「地元の元気プロジェクト」の一環として実施している「健康チェック」を提供することで社協(生活支援コーディネーター)と企業が連携した取組となりました。
健康チェックが開催されることになったいきさつは、6月に開催された料理教室の時に、食生活改善推進委員の木村惠美子さんから、「男性の野菜の摂取量に懸念が感じられる。野菜の摂取量が数字でわかる測定器があるので測定の機会を作りたい」とご提案があり、社協 生活支援コーディネーター三田地駿さんからNPO活動交流センターにご相談がありました。そこで、明治安田が取り組んでいる「地元の元気プロジェクト」の健康チェックをご紹介したところ、ぜひ明治安田さんとおつなぎいただき測定会を開きたいとご要望があり、8月に両者の顔合わせと意見交換から具体的な検討と準備を進め、9月のメンズ教室で実現することができました。今回健康チェックとして実施したのは「ベジチェック」と「血管年齢チェック」です。測定後には明治安田のスタッフから個別に測定結果シートを発行していただき、シートの見方などを説明していただきました。
全員の測定が終わると、1食分の野菜摂取量の目安のご紹介として、木村さんが調理された「かぼちゃサラダ70グラム」を参加者みんなでご馳走になりました。70グラムは手のひらに乗るぐらいの量という目安を教えていただき、季節の野菜で作るかぼちゃサラダのレシピも配布していただきました。参加者からは「これなら作れる。材料は手に入りやすいものばかりだ。」と野菜摂取に積極的な声が上がりました。
三田地さんから「今後もメンズ教室は継続し、定期的に健康チェックの機会を作り、測定値を比較しながら健康への意識を高くしていきたい。」とお話しいただきました。
明治安田の島香さんからは、「これまで地元の元気プロジェクトの活動場所を拡充できずにいました。今回、新しい活動場所でお役に立つことができてとても嬉しいです。カボチャサラダも美味しくいただきました。今後も活動を広げていきたいと思います。」と嬉しいご感想をいただきました。
山田町社会福祉協議会 ホームページ
https://www.yamada-shakyo.or.jp/
明治安田生命保険相互会社 ホームページ
https://www.meijiyasuda.co.jp/
明治安田生命 地元の元気プロジェクト
https://www.meijiyasuda.co.jp/brand/jimotonogenki/
NPO活動交流センターでは、今後も県内のNPOと企業をつなぎ、お互いにとって良い連携・協働を進めていくためのお手伝いをしていきます。センターのスタッフが企業、NPOのニーズを伺いながら、より良いマッチングにつなげていきますので、
ご興味がありましたらお気軽にセンターまでご連絡ください。




