【NPOと企業とのマッチング報告】「社会福祉法人宮古市社会福祉協議会くらしネットみやこ相談室」 「プロラグビー選手 中村良真さん(日本製鉄釜石シーウェイブス所属)」 が連携・協働し、「タグラグビー教室」を開催(NPO活動交流センター)
NPOと企業とのマッチングについて
NPO活動交流センターでは、令和5年度から県内のNPOと企業との連携・協働に向けたマッチング支援に取り組んでいます。
このページでは、実際にNPOと企業が連携・協働して取り組んだ活動について、ご紹介していきます。
「社会福祉法人宮古市社会福祉協議会 くらしネットみやこ相談室」
「プロラグビー選手 中村良真さん(日本製鉄釜石シーウェイブス所属)」が
連携・協働し、「タグラグビー教室」を開催
令和6年6月15日(土)、社会福祉法人宮古市社会福祉協議会 くらしネットみやこ相談室が実施する子ども食堂と、プロラグビー選手 中村良真さん(日本製鉄釜石シーウェイブス所属)の連携・協働によるタグラグビー教室が、宮古市内にある地区センターのホールで開催されました。
この日は、子ども食堂に来られた約20名の中から、体を動かすのが大好きな子どもたちが10名ほどタグラグビー教室に参加。タグラグビーとは、腰に付けた2本のひらひらしたタグを、お互いに取ったり取られたりしながら、ボールを持ってコートを自由自在に駆け回り、相手ゴールを目指しトライするゲームです。ラグビーボールに触れるのが初めてという子どもたちは、思いもよらない方向にバウンドするボールに戸惑いながらも、パス練習からキック練習へと進み、ラグビーボールを笑顔で追いかける姿が印象的でした。一時間ほどのタグラグビー教室のあとは、お楽しみの「食事会」となり、中村良真選手も子どもたちと一緒にテーブルにつき、ラグビーのことや、最近流行しているゲームのことなどを話しながら交流し、楽しく過ごしました。
【写真1】
※お手本を見せる中村選手
中村選手は「ラグビーを通じて自分が様々なことを学んできた。現役選手として、ラグビー選手を見たことがないであろう子どもたちにラグビーの楽しさを体験できる機会をつくり、終了のホイッスルが鳴れば互いに健闘を称え合うノーサイド精神も伝えていきたい。」との熱い思いから、各地でタグラグビー教室を開催しています。
くらしネットみやこ相談室では、月に1回の子ども食堂の時に、食事前のアクティビティーを実施していますが、体を動かすアクティビティーの機会が少なく、子どもたちはパワーを持て余している様子がありました。課題感をもって年間計画を立てているところに、中村選手の熱い思いが重なり、タグラグビー教室の開催となりました。
今回のタグラグビー教室終了後、中村選手からは、「子どもたちが初めてラグビーボールを触り、楽しそうに活動している様子を見ることができ、とても嬉しかったです。始めは慣れずに警戒していた部分もありましたが、徐々に子どもたちがラグビーに興味を持ち、お友達と協力してラグビーをしてくれて、短い時間でしたが子どもたちの成長が見られ、とても関心しました。私自身も、子どもたちから大切な事を学びました。お声がけいただき、とても感謝しています。」との感想をいただきました。
【写真2】
※当日は、ゲームができる人数はいなかったのでキックの練習もしました。実際のタグラグビーにはキックは無いそうです。
くらしネットみやこ相談室の担当者からは、「ラグビー特有のボールの不規則な動きに翻弄されている子どもたちが印象的でしたし、何より、普段はゲーム機でゲームをしている姿を見ることが多いため、汗を流し、楽しみながらスポーツをしている子どもたちの姿が新鮮で嬉しくなりました。とても素敵な縁をつないでいただき、本当にありがとうございました。」との感想をいただきました。
また、子どもたちからは、「楽しかった、またやりたい!」という声が寄せられました。
社会福祉法人宮古市社会福祉協議会 くらしネットみやこ相談室 ホームページ
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