ＮＰＯと企業とのマッチングについて

NPO活動交流センターでは、今年度から県内のNPOと企業との連携・協働に向けたマッチング支援に取り組んでいます。
このページでは、実際にＮＰＯと企業が連携・協働して取り組んだ活動について、ご紹介していきます。

　「特定非営利活動法人三陸ＮＰＯ支援センター」「宮古市シルバー人材センター」「損害保険ジャパン株式会社」が

連携・協働し、防災講座を開催

令和６年２月２６日（月）に、特定非営利活動法人三陸ＮＰＯ支援センター、宮古市シルバー人材センター、
損害保険ジャパン株式会社が連携・協働した防災講座～楽しく体験しながら防災について学ぼう～が
宮古市の磯鶏学童の家（第二学童）で開催されました。

この日は、磯鶏学童の家に通う２～３年生１８名を対象に、損害保険ジャパン株式会社が実施している
社会貢献事業プログラム「防災ジャパンダプロジェクト」の中から、「防災カードゲーム」と
「災害時に役立つ紙食器づくり」をご用意いただきました。

まずは、防災カードゲーム「なまずの学校」からスタートです。
これは、災害で発生する様々なトラブルに対して、解決する方法を考えるワークショップです。
アイテムカードを使い、遊びながら臨機応変に創意工夫する力を養うことを目的にしています。
【写真１】

身近にあり、かつ子どもたちでも活用できる防災アイテムを選ぶというところが
このカードゲームの大きなポイントですね！！
高得点を取った子どもたちは大喜びでした！！
【写真２】

【写真３】

続いて、災害時に役立つ紙食器づくりに取り組みました。普段から学童の中で、紙食器を作って活用していることを
お伺いしていたので、この日は少し難しいふね型に挑戦しました！！損害保険ジャパン株式会社の担当の方が丁寧に
教えてくださり子どもたちが熱心に折り進めていきます。難しいところは、学童の先生方や我々もサポートしました。

できた紙食器をお互いに見せ合いっこしたり、この後のおやつで活用できるのも楽しみですね！！
【写真４】

【写真５】

最後は、損害保険ジャパン株式会社の担当の方から修了証もいただき、子どもたちも大喜びでした！！
【写真６】

損害保険ジャパン株式会社の担当の方からは、「いつ発生するか分からない災害に対して、地域防災の重要性は
ますます高まっている。今回、磯鶏地域の学童で防災ジャパンダプロジェクトを実施させてもらえたことは本当に
有意義と思っている。
このような機会を設けてくださった関係各位に心より感謝したい。
また、このような防災講座を続けていくことが実際の災害時の備えには役立つと考えているので、引き続き
連携して取り組んでいきたい。」
との感想をいただきました。

三陸NPO支援センターからは「『楽しく防災を学べる講座』として、とても有意義な内容のイベントを
開催することができ関係者の皆様に感謝している。ほとんどの子どもたちが東日本大震災津波を知らない
世代となってきている。
地域の子どもたちに『防災』という意識を根付かせるためにも、ぜひ継続して開催していきたい。」
との感想をいただきました。

宮古市シルバー人材センターからは「平日の限られた時間の中だったが、子どもたちととても
貴重な経験ができた。
今回対象の2・3年生は、コロナ禍の中で入学を迎え、学童行事もままならない時期もあったが
今回このような機会をいただき児童、支援員ともに参加でき、楽しく防災を学ぶことができた。
また被災地域としての防災意識の再確認ができたと感じている。
ありがとうございました。」との感想をいただきました。

また、参加した子どもたちからは
・紙食器は難しかったけど作れて楽しかった。
・防災クイズは答えに迷うのもあったけど正解でうれしかった。
という感想が寄せられました。

・特定非営利活動法人三陸ＮＰＯ支援センターホームページ
https://sanriku-npo.org/
・宮古市シルバー人材センターホームページ
https://webc.sjc.ne.jp/miyako/
・損害保険ジャパン株式会社ホームページ
https://www.sompo-japan.co.jp/
・防災ジャパンダプロジェクトホームページ
https://www.sompo-japan.co.jp/csr/environment/eco/bousai/

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NPO活動交流センターでは、今後も県内のNPOと企業をつなぎ、お互いにとって良い連携・協働を進めていくための
お手伝いをしていきます。
センターのスタッフが企業、ＮＰＯのニーズを伺いながら、より良いマッチングにつなげていきますので
ご興味がありましたらお気軽にセンターまでご連絡ください。