【NPOと企業とのマッチングについて】マッチング第1号「NPO法人津波太郎」と「損害保険ジャパン株式会社」が連携・協働し「世界津波の日」に防災イベントを開催(NPO活動交流センター)

  • N活センターからのお知らせ

NPOと企業とのマッチングについて

NPO活動交流センターでは、今年度から県内のNPOと企業との連携・協働に向けたマッチング支援に取り組んでいます。
このページでは、実際にNPOと企業が連携・協働して取り組んだ活動について、ご紹介していきます。

マッチング第1号 「NPO法人津波太郎」と「損害保険ジャパン株式会社」が連携・協働し
「世界津波の日」に防災イベントを開催

NPO法人津波太郎(宮古市)では、令和5年11月5日(日)に、国連が定めた「世界津波の日(11月5日)」に合わせて
「備えよう!日本海溝千島海溝地震・津波」として、いつ起こるかわからない大地震に備え、身を守るための実践的な方法を
大学や企業と連携して学ぶイベントを開催しました。

午前中は、防浪堤~乗り越し道路、新防潮堤を巡り、田老の津波防災文化を学びました。

午後には、三王わんぱく公園に整備されている防災東屋(災害時にテントをかけて救護施設などに使用)の組み立てや
岩手県立大学宮古短期大学部ドローンサークルによるドローン操作体験等が行われました。

この中で、マッチング第1号として、損害保険ジャパン株式会社が地域貢献プロジェクトの一環で実施している
「防災ジャパンダプロジェクト」の中から、「災害時に役立つ紙食器づくり」を実施していただきました。
三王わんぱく公園のベンチの座椅子を取るとかまどになり、災害時には煮炊きができますが、住民の皆さんが
「知らない」「使ったことがない」ということで、この機会に煮炊き訓練を行いました。

損害保険ジャパン株式会社の方から、新聞紙とポリ袋を活用した食器づくりを教えていただき
住民の皆さんも「これなら簡単だね」「普段も使えそう」など、楽しそうに参加していました。

公園で遊んでいた中学生も飛び入りで参加し、紙食器づくりを体験しました。
災害時に、公園のベンチがかまどになり煮炊きができること、そして、身近にある新聞紙で食器ができることを
若い世代にも伝えることができました。

この様子は、テレビや新聞でも報道されました。

損害保険ジャパン株式会社の担当の方からは、「NPOと企業との連携は重要である。NPOと企業はお互いに補完し合う
関係にあり、かつ補完し合うことでより地域貢献に有効な活動ができると考えている。
今後も多くのNPOと連携していきたいと思うので、引き続きよろしくお願いしたい。」
との感想をいただきました。

また、NPO法人津波太郎の大棒理事長からは、「毎年、世界津波の日に合わせて防災イベントを実施しているが
今年は企業の方に災害時に役立つ紙食器づくりを担当していただいて、非常に助かった。
災害はいつ起きるか分からないので、このように住民の皆さんと煮炊き訓練ができて良かった。」
という感想をいただきました。

NPO法人津波太郎ホームページ

損害保険ジャパン株式会社ホームページ

防災ジャパンダプロジェクトホームページ

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NPO活動交流センターでは、今後も県内のNPOと企業をつなぎ、お互いにとって良い連携・協働を進めていくための
お手伝いをしていきます。
センターのスタッフが企業、NPOのニーズを伺いながら、より良いマッチングにつなげていきますので
ご興味がありましたらお気軽にセンターまでご連絡ください。


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