近代化遺産全国一斉公開2021
【内容】
普段何気なく利用している駅舎や橋梁、人々の生活を支える水道や発電施設地場産業発展の礎となった町工場など、生活に身近な存在である近代化遺産は新たな観光資源、さらには魅力的なまちづくりや伝統産業の振興のよりどころとして近年、急速に社会的関心を集めています。
近代化遺産の所在する地方公共団体を中心とした全国組織である全国近代化遺産活用連絡協議会では1870年(明治3年)工部省の設立日である10月20日を「近代化遺産の日」と定めその存在や価値を社会に周知することを目的に、全国で一斉公開事業を実施します。
平成17年度から始まった公開事業も17年目を迎え、国指定重要文化財「旧第九十銀行本店本館」同じく国指定重要文化財「岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館」。国登録有形文化財「岩手県公会堂」国登録有形文化財「旧南部家別邸主屋」について所有者及び施設管理者の協力のもと、近代化遺産に触れ学ぶ機会を提供し今後の保存・活用のための理解や協力を得るため公開事業や関連する施設の写真パネル展を開催します。
【公開施設】
・「旧南部家別邸主屋」(盛岡市愛宕町14−1 盛岡市中央公民館別館)
時間:10時から16時まで(最終日は15時まで)
費用:無料
公開内容:建物の外観の通常公開企画事業
盛岡市中央公民館1階企画展示室にてパネル展「葛西萬司の建築」を開催します。
(10時から16時(最終日は15時)まで、入場無料)
・国指定重要文化財「旧第九十銀行本店本館」(盛岡市中ノ橋通一丁目1番25号 もりおか啄木・賢治青春館)
時間:10時から18時まで(入館は17時30分まで)
費用:無料公開
内容:通常公開
・国指定重要文化財「岩手銀行(旧盛岡銀行)旧本店本館」(盛岡市中ノ橋一丁目2番20号 岩手銀行赤レンガ館)
時間:10時から17時まで(入館は16時30分まで)
費用:無料(一部有料)
公開内容:通常公開
・国登録有形文化財「岩手県公会堂」(盛岡市内丸11番2号)
時間:9時から17時まで
費用:無料
公開内容:建物の外観及び玄関・廊下周辺の見学
【開催日時】令和3年10月6日(水曜日)から令和3年10月8日(金曜日)まで
【新型コロナウイルス感染拡大防止のために】
各施設ご来館の際はマスクの着用、手指消毒にご協力をお願いいたします。
【関連URL】
全国近代化遺産活用連絡協議会
URL:https://www.zenkin.jp/